四万十市議会 > 2002-09-30 >
09月30日-05号

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  1. 四万十市議会 2002-09-30
    09月30日-05号


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    中村市議会 平成14年 9月定例会          平成14年9月中村市議会定例会会議録(第29日)                               平成14年9月30日(月)■議事日程  日程第1 第1号議案から第14号議案、第16号議案から第21号議案、並びに第23号議案から第28号議案              (各委員長報告、質疑)        第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(平成14年度中村市下水道事業会計補正予算(第1号))        第2号議案 専決処分の承認を求めることについて(中村市税条例の一部を改正する条例)        第3号議案 平成13年度中村市水道事業会計決算の認定について        第4号議案 平成13年度中村市病院事業会計決算の認定について        第5号議案 平成14年度中村市一般会計補正予算(第2号)について        第6号議案 平成14年度中村市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について        第7号議案 平成14年度中村市老人保健会計補正予算(第2号)について        第8号議案 平成14年度中村市下水道事業会計補正予算(第2号)について        第9号議案 平成14年度中村市と畜場会計補正予算(第2号)について        第10号議案 平成14年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について        第11号議案 平成14年度中村市住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について        第12号議案 平成14年度中村市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について        第13号議案 平成14年度中村市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について        第14号議案 平成14年度中村市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について        第16号議案 中村市国民健康保険税条例の一部を改正する条例        第17号議案 中村市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例        第18号議案 中村市都市公園条例の一部を改正する条例        第19号議案 中村市道路線の認定について        第20号議案 こうち人づくり広域連合の設立について        第21号議案 高知西部環境施設組合規約の一部変更について        第23号議案 字の区域及び名称の変更について        第24号議案 字の区域及び名称の変更について        第25号議案 字の区域及び名称の変更について        第26号議案 字の区域及び名称の変更について        第27号議案 字の区域及び名称の変更について        第28号議案 字の区域及び名称の変更について       陳情8件        陳情第6号 中村市立武道館建設についての陳情        陳情第7号 具同保育所施設面保育所新設)についての陳情        陳情第8号 具同保育園施設面園舎新築)についての陳情        陳情第9号 具同保育園施設面(現保育園施設の改善)についての陳情        陳情第10号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択を求める陳情        陳情第11号 学校統合に係るスクールバス運行委託についての陳情        陳情第12号 「国産材政策に関する意見書」採択を求める陳情        陳情第13号 「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める陳情              (各委員長報告、質疑)  日程第2 議員提出議案第1号 中村市議会議員定数条例       陳情2件(6月定例会より継続審査)        陳情第7号 中村市立四万十武道館建設についての陳情        陳情第2号 具同保育所施設面についての要望       所管事項の調査(6月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案4件        意見案第1号 介護保険制度実施に伴う介護サービス基盤充実強化を求める意見書        意見案第2号 奨学金制度の拡充を求める意見書        意見案第3号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書        意見案第4号 国産材政策に関する意見書              (提案理由の説明)              (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 黒 石 栄 一     2番 遠 山 道 男     3番 浜 田 菊 枝  4番 北 澤   保     5番 上 岡 礼 三     6番 白 木 一 嘉  7番 松 田 達 夫     8番 宮 本 博 行     9番 渡 辺   稔  10番 宮 本 幸 輝     11番 稲 田   勇     12番 岡 本 和 也  13番 岡 村 剛 承     14番 宮 崎   等     15番 佐 田 久 江  16番 安 岡   昭     17番 猿 田   勉     18番 北 沢 和 足  19番 上 野   宏                    21番 宮 崎   工  22番 渡 辺 大 東欠席議員  20番 藤 田 豊 作     23番 柿 谷 繁 夫出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       澤 田 五十六        助役       矢野川 信 一  助役       今 井 一 之        収入役      浜 田   朗  総務課長     佐 竹 徹 志        企画広報課長   浦 田 典 男  財政課長     朝比奈 延 祚        市民課長     杉 本 整 史  税務課長     川 村 栄 徳        地球環境課長   平 野   正  保健介護課長   佐 竹   猛        人権啓発課長   沢 田 俊 典  建設課長     宮 川 昭 雄        商工観光課長公設市場長                                   宮 村 和 輝  都市整備課長   安 岡 俊 一        農林水産課長   中 屋 和 男  国体推進課長補佐 森 下 康 夫        福祉事務所長   山 内 徳 男  水道課長     伊与田 徹 喜        市民病院事務局長 浅 能 信 秀  代表監査委員   加 用 敏 喜        教育委員長    景 平 弥 輔  教育長      植 村 利 夫        教育次長     尾 崎 圭 三  学校教育課長   野 中 正 広職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       吉 本   茂        局長補佐     岡 本 則 雄  総務係長     小 野 雅 也        議事係      井 村 恵 一              午前10時0分 開議 ○議長(上野宏) おはようございます。 ただいまより本日の会議を開きます。 欠席の届け出が参っております。藤田豊作議員病気治療のため欠席、以上のとおり報告いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野宏) 日程第1、「第1号議案」から「第14号議案」、「第16号議案」から「第21号議案」、並びに「第23号議案」から「第28号議案」、今期定例会で受理した陳情8件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各常任委員長の報告を求めます。 松田達夫総務常任委員長。 ◆総務常任委員長松田達夫) 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会におきまして、本委員会に付託を受けました議案9件、陳情1件について審査の結果を報告いたします。 まず最初に、「第2号議案専決処分の承認を求めることについて(中村市税条例の一部を改正する条例)」は、企業の国際競争力を高めるためと、企業経営の実態に即した課税を行うために、法人税法の一部改正に連結納税制度を導入したもので、これに伴い、中村市税条例の一部を改正ものであり、適当と認め、原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第5号議案、平成14年度中村市一般会計補正予算(第2号)について」は、款、項、目ごとに慎重に審査した結果、適当と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第20号議案こうち人づくり広域連合の設立について」は、これまで県下の市町村職員の研修については県の職員能力開発センターにお願いをしてきたが、県の事務事業見直しに伴い、平成14年度から県の職員のみの研修機関となったため、県下の53カ市町村においては広域で研修機関を設けて行うものであり、適当と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第23号議案」、「第24号議案」、「第25号議案」、「第26号議案」、「第27号議案」、「第28号議案」の「字の区域及び名称の変更について」は、富山地区土地改良事業の結果、字区域を変更するものであり、適当と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号11号、学校統合に係るスクールバス運行委託についての陳情」については、陳情書の提出のあった中村新生バス組合は、現在中村市所有のバスで運行の業務の委託を受け、中村駅から有岡駅間、三里・川登・手洗川を1日3回、月曜日、水曜日、金曜日に運行しております。陳情の中にあるスクールバスの確保については、補助申請等に時間を要するため平成15年度から運行ができず、確実に運行のできるのは早くても平成16年度からとなり、また、当組合は本年中村駅から有岡駅間の運行業務委託を受けており、実績結果等も踏まえて検討してみてはという結論になり、全会一致にて継続審査にお願いすべきものと決しました。 以上、総務常任委員長の報告といたします。 ○議長(上野宏) 以上で総務常任委員長の報告を終わります。 続いて、渡辺 稔産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長渡辺稔) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会におきまして、本委員会に付託を受けました議案10件、陳情1件について9月26日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、「第1号議案専決処分の承認を求めることについて(平成14年度中村市下水道事業会計補正予算(第1号))」については、執行部より説明を受け、慎重に審査をした結果、公共下水道事業金利負担の軽減を図ることを目的として繰上償還をしたものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって承認すべきものと決しました。 次に、「第3号議案、平成13年度中村市水道事業会計決算の認定について」は、執行部より説明を受け慎重に審査した結果、特別損失が増えてはいるが、黒字経営を行っているということであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって認定すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第5号議案、平成14年度中村市一般会計補正予算(第2号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、職員給与費見直しや中山間地域等直接支払交付金江ノ村排水機場自家発電機などの改修が主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第8号議案、平成14年度中村市下水道事業会計補正予算(第2号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、職員給与費見直し起債借り入れ確定による減額が主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案、平成14年度中村市と畜場会計補正予算(第2号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、と畜場不動産購入が主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第10号議案、平成14年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、職員給与見直しが主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第12号議案、平成14年度中村市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、森沢地区の整備が最終年度となり、整備事業費がほぼ確定したことに伴う減額が主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第14号議案、平成14年度中村市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、川登及び四万十統合簡易水道施設整備実施設計終了による事業費確定に伴う減額が主なものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第17号議案、中村市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」について、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、貯水槽水道の管理の充実を図るため、水道法の一部が改正され、供給規定水道事業者及び貯水槽水道設置者の責任に関する事項が定められたことに伴い給水条例等を改正するものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第19号議案中村市道路線の認定について」は、執行部より説明を受け、慎重に審査した結果、一般国道56号中村宿毛道路に伴い、整備された森沢・江ノ村線ほか1路線を認定するものであり、適当と認め、原案のとおり全会一致をもって認定すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号12号、「国産材政策に関する意見書」採択を求める陳情」について慎重に審査した結果、輸入外材急増等に伴い、国産材需要の減退、価格の極端な下落などによる採算制の悪化で林業生産活動は停滞するなど、林業生産現状を考えた場合、早急に意見書を提出する必要があるとの結論に達し、全会一致をもって採択すべきものと決しました。 次に、建設課長より、7、8月の台風災害による下田港の航路埋塞、遮断により船舶が航行不能な状態でありましたが、その後の対応について報告を受けました。 その主な内容は、議会中の答弁で幅15m、平均海面下マイナス3mで、仮掘削を行うとのことでありましたが、災害査定により航路幅75m、平均海面下マイナス4.5m、長さ約300mで、約17万2,000m3の土砂を4カ月ぐらいかけて、事業費約2億4,000万円で本掘削を行うとのことでした。 次に、都市整備課長より、中村堤防後川橋から佐岡橋の間、長さ約1,300mの補強工事について報告を受けました。 その主な内容は、第1回目の説明会を3月28日にJA高知はた関係住民を対象に堤防の必要性市道改良について説明を行い、その際、1、用地買収等人家への影響をできるだけ少なくすること。2、堤防の上に市道をつくること。3、車の騒音対策を行うことの3つの要望が出されました。これらの要望について検討を行い、1、現在の道路を利用して改良するスライド案。2、現在の道路と堤防の天端の中間に位置する小段に計画する小段案。3、堤防の天端を道路として利用する天端案の3つの案を提示して第2回目の説明会を9月25日に行い、人家等への影響が最小限に抑えられる小段案を採用する市民合意が得られたとのことでありました。今後は詳細な測量を実施して用地補償など影響調査を行い、平成18年度完成を目標に進めていくとのことでありました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(上野宏) 以上で産業建設常任委員長の報告を終わります。 続いて、宮本博行教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長宮本博行) おはようございます。教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案9件、陳情6件について、9月12日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、「第4号議案、平成13年度中村市病院事業会計決算の認定について」は、なお慎重に審査する必要があり、全会一致をもって閉会中の継続審査にお願いすべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第5号議案、平成14年度中村市一般会計補正予算(第2号)について」は、2款総務費では、テレビ難視聴対策及び快適環境整備に係る補正、3款民生費では、老人保健会計繰出金の補正、4款衛生費では、高知西部環境施設組合負担金減額補正、10款教育費では、学校統合推進として勝間小学校入口へのスロープ設置蕨岡中学校大用中学校体育館の改修、田野川小学校上水道接続などの補正であるとのことでした。 審査する中で、10款教育費2項1目、旧中村南小中村中学校病弱分室渡り廊下撤去費用について、その必要性に疑問点があり、土地開発公社局長にも出席をお願いしてもらうなど、時間をかけ慎重に審査したところ、民法上の契約ではなく、県の使用許可を受けて教育委員会が使用しているもので、当該教育施設の撤去については西南病院の移転によりその可能性が生じていたことであり、教育委員会の責任で対応すべきものであるとの報告を受け、協議したところ、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。なお、この件については今後も遅滞ない報告を求め、必要に応じて協議することとしております。 次に、「第6号議案、平成14年度中村市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第7号議案、平成14年度中村市老人保健会計補正予算(第2号)について」の2個議案は、人事異動などに伴う職員給与費見直しを行ったものであり、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案、平成14年度中村市住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について」は、昨年度借入者1名から住宅新築資金等貸付金繰上償還があったため、市が借りている起債の一部を繰上償還するものであり、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第13号議案、平成14年度中村市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」は、第4款基金積立金と6款諸支出金の平成13年度介護給付費等返還金に伴うものであり、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、中村市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」は、国民健康保険法並びに地方税法の一部改正に伴い、保険税所得割額算定方法見直しや、保険税に関する申告の見直しなど、所定の改正をするものであるとのことでしたが、委員から不利益を被る者が出てくるのではないかとの意見が出され、意見の一致を見ず、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 次に、「第18号議案、中村市都市公園条例の一部を改正する条例」は、温水プール会員使用に際して、現状の6カ月と12カ月のほか新たに3カ月会費を設定し、利用者利便性の向上を図るものであるとのことでした。 委員から、10月の値上げの影響や、3カ月会費を設定したことによる利用者状況等について調査し、運営に反映していくような対応をしてほしいとの意見がありましたが、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「第21号議案高知西部環境施設組合規約の一部変更について」は、組合事務所位置を大橋通4丁目10番地から上ノ土居1544番地に改正するものであり、適当と認め、全会一致をもって可決すべきものと決しました。 次に、「陳情第6号、中村市立武道館建設についての陳情」について審査を行いました。 委員から、必要性は理解できるが、17年の市町村合併を見据えた上での対応が必要ではないか。委員会として内容を整理した上で、再提出してもらうよう要請をしていた経過もあり、趣旨について賛意を示すべきである。陳情内容は、取り下げた陳情とほとんど変わってないが、どの部分に賛意を示すのか、との意見が出されましたが、協議した結果、全会一致をもって、市の財政状況及び市町村合併の今後の推移等から現実的な対応には難しい部分があるとしても、生涯スポーツの振興という観点において本陳情の趣旨は理解できるものであるとして、趣旨採択すべきものと決しました。 次に、要請のありました「陳情第2号、具同保育所施設面についての要望」の取り下げについてと、「陳情第7号、具同保育所施設面保育所新設)についての陳情」、「陳情第8号、具同保育所施設面園舎新築)についての陳情」、「陳情第9号、具同保育所施設面(現保育所施設の改善)についての陳情」について、一括審査を行いました。 「陳情第2号」の取り下げについては、全会一致をもって取り下げ許可とすべきものと決しました。 「陳情第7号・8号・9号」については、執行部から現保育所施設改善等に関する今後の対応について説明があり、2歳児ベランダのクラックは応急措置をして、来年度そこに手洗い場を設置する際に修理等の対応をしたい、プールは現状面積で設置しようとすると園庭がほとんどなくなる、2階ホール床の対応は予算の関係もあるが、できれば来年度予算に計上するようにしたいとのことでした。 これを受け協議した結果、陳情論旨について理解しづらい面があり、陳情者に確認をする必要があるとして、全会一致をもって、閉会中の継続審査にお願いすべきものと決しました。 次に、「陳情第10号、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択を求める陳情」、「陳情第13号、「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める陳情」について、一括審査を行いました。 当該制度を一般財源化するようなことになれば、今までのように教職員の給与などに限定して支出していくことも難しくなり、また児童・生徒数を交付税配分の指標とされたりすると高知県のような弱小県は不利になることから、県下の教育長会議でも県に要請していく準備を進めているところであるなど現状に関する説明を受け、協議した結果、義務教育費国庫負担制度の堅持については賛同できることであり、両陳情はその趣旨において同一のものであることから、全会一致をもって、「陳情第10号」は採択すべきもの、「陳情第13号」はみなし採択すべきものと決しました。 なお、最後になりましたが、男女共同参画プラン策定検討委員会に関する報告を受け、本年5月から委員10人の推進プラン策定委員会を立ち上げて、月1回の割合で協議を続けているところであり、来年3月にはプランを策定するようにしたいとのことでした。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(上野宏) 以上で教育民生常任委員長の報告を終わります。 これにて、以上の案件に対する各委員長の報告を終わります。 これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑者は挙手により、議長の許可を得て発言を願います。 質疑者はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) 質疑者なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 この際、日程第1に日程第2並びに日程第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2並びに日程第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野宏) お諮りいたします。 これより意見調整のため、全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため、全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時25分 休憩              午後2時1分 再開 ○議長(上野宏) 休憩前に引き続き会議を開きます。 遅刻の届け出が参っております。宮崎 工議員、所用のため遅刻、以上のとおり報告いたします。 お諮りいたします。 調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「第16号議案、中村市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について、起立による採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(上野宏) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、「第5号議案、平成14年度中村市一般会計補正予算(第2号)について」、「第6号議案、平成14年度中村市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第7号議案、平成14年度中村市老人保健会計補正予算(第2号)について」、「第8号議案、平成14年度中村市下水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第9号議案、平成14年度中村市と畜場会計補正予算(第2号)について」、「第10号議案、平成14年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について」、「第11号議案、平成14年度中村市住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について」、「第12号議案、平成14年度中村市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について」、「第13号議案、平成14年度中村市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」、「第14号議案、平成14年度中村市簡易水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第17号議案、中村市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」、「第18号議案、中村市都市公園条例の一部を改正する条例」、「第20号議案こうち人づくり広域連合の設立について」、「第21号議案高知西部環境施設組合規約の一部変更について」、「第23号議案」から「第28号議案」、「字の区域及び名称の変更について」の6個議案、以上20個議案の委員長報告は、それぞれ可決であります。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上20個議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第1号議案」並びに「第2号議案」の専決処分の承認を求めることについての委員長報告は、それぞれ承認であります。 以上2個議案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上2個議案は委員長報告のとおり承認いたしました。 次に、「第3号議案、平成13年度中村市水道事業会計決算の認定について」並びに「第19号議案中村市道路線の認定について」の委員長報告は、それぞれ認定であります。 以上2個議案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上2個議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、「第4号議案、平成13年度中村市病院事業会計決算の認定について」の委員長報告継続審査であります。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり継続審査と決しました。 次に、「議員提出議案第1号、中村市議会議員定数条例」について採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、「議員提出議案第1号」は原案のとおり可決いたしました。 続いて、今期定例会で受理した陳情についての決定を行います。 お諮りいたします。 総務常任委員長報告、「陳情受理番号第11号、学校統合に係るスクールバス運行委託についての陳情」は継続審査産業建設常任委員長報告、「陳情受理番号第12号、「国産材政策に関する意見書」採択を求める陳情」は採択。教育民生常任委員長報告、「陳情受理番号第6号、中村市立武道館建設についての陳情」は趣旨採択、「陳情受理番号第7号、具同保育所施設面保育所新設)についての陳情」は継続審査、「陳情受理番号第8号、具同保育所施設面園舎新築)についての陳情」については継続審査、「陳情受理番号第9号、具同保育所施設面(現保育所施設の改善)についての陳情」については継続審査、「陳情受理番号第10号、「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択を求める陳情」については採択、「陳情受理番号第13号、「義務教育費国庫負担制度の堅持」を求める陳情」はみなし採択。 以上、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上陳情8件については委員長報告のとおり決しました。 次に、6月定例会より継続審査の陳情並びに所管事項の調査について決定を行います。 教育民生常任委員長報告、「陳情受理番号第7号、中村市立四万十武道館建設についての陳情」は取り下げ許可、「陳情受理番号第2号、具同保育所施設面についての要望」は取り下げ許可所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告継続調査。 以上、各常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上の案件は各委員長報告のとおり決しました。 次に、個人情報保護調査特別委員会並びに市町村合併推進特別委員会の中間報告についてはこれを了承し、引き続きご努力をお願いしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、個人情報保護調査特別委員会並びに市町村合併推進特別委員会の中間報告についてはこれを了承し、引き続きご努力を願うことに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(上野宏) 日程第3、「意見案第1号、介護保険制度実施に伴う介護サービス基盤充実強化を求める意見書」について、提案理由の説明を求めます。 北澤 保議員。 ◆4番(北澤保) 2000年4月から実施されました介護保険制度が来年度、15年度に見直しが予定されております。私も一般質問の中で質していきましたように、具体的な運用面では自治体がその責務を負いながら、自治体においては予算的措置並びに裁量権がなされておりません。そういった問題点を一つ一つ解決していくために、以下5点について改正するように要求を掲げております。 その1つは、介護保険制度に対応した十分なサービスを提供するため、施設整備や人材の育成・確保など、基盤整備のために財政措置を行うこと。 2つ目には、財政運営について、その1つ目として、市町村の基盤整備を促進しつつ、住民の安心に資する観点から、介護保険料に一定の基準を設け、財源整備は平等性確保の見地から、国が自らの責任で行うこと。2つ目に、低所得者に係る保険料や利用料の負担について軽減措置を講じること。3つ目に、必要なサービスが受けられなくなったり、利用が削減されたりする場合は、従前のサービス水準を保障するための財政的な措置を拡充すること。4つ目に、市町村介護保険事業計画や老人保健福祉計画を円滑かつ着実に実施できるよう、財政措置を十分に配慮すること。 そして、3つ目には要介護認定についての公平・公正な審査判定ができるように、要介護認定に係る実行上の課題について適正な対策を講じること。 そして、4点目には、市町村の事務処理については、実行上の課題について適正な対応を講じること。また、主要事業費についても十分な措置を講じること。 5点目には、介護保険制度に関する国民に対して的確な広報活動を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書として提出をいたします。よろしく議員の皆さんの賛同を得たいと思います。 ○議長(上野宏) 以上で「意見案第1号」提案理由の説明を終わります。 「意見案第2号、奨学金制度の拡充を求める意見書」について、提案理由の説明を求めます。 猿田 勉議員。 ◆17番(猿田勉) 「奨学金制度の拡充を求める意見書」の提案理由の説明を行います。 長引くリストラや給与カットなどにより、所得の消失・大幅減少などを強いられている世帯が数多く発生している。そのため、高校・大学を中退したり、大学等への進学を断念するケースがここ数年高水準で推移をしている。日本育英会を中心とした我が国の公的奨学金制度における貸与人数も、平成10年度の約50万人から平成14年度には約80万人まで拡大しており、平成11年度開始の新有利子奨学金「きぼう21プラン」の貸与人数枠も、平成14年度には10年度の約4倍の39万人になり、また、「緊急採用奨学金制度(保護者の失業・死亡・事故等家計急変があった場合に無利子貸与)」も、随時申し込み可能となるなど、年々充実していたところである。 日本育英会は、平成13年12月閣議決定の特殊法人等整理合理化計画により廃止が決定されたが、我が国の奨学金制度は、大学生総数の約2倍規模の奨学金を提供している英国や、国と民間が多種多様な奨学金を提供している米国等と比較して、さらなる制度の充実が必要であり、日本で学ぶ留学生や就学生への公的支援の充実をもって図るべきである。 よって、国においては、教育の充実こそ最優先すべき未来投資であることを認識し、以下の施策の早期実現を図るよう要望する。 1、大学・短大・専門学生等への奨学金制度、特に無利子を抜本拡充すること。2、高校・専門学校・大学等への進学時入学資金を対象とする奨学金制度を創設すること。3、海外留学希望者への奨学金を創設すること。4、留学生・就学生への学習奨励費の拡充に努めること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(上野宏) 以上で「意見案第2号」の提案理由の説明を終わります。 「意見案第3号、義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」について、提案理由の説明を求めます。 宮本博行議員。 ◆8番(宮本博行) 読み上げて提案理由の説明に代えさせていただきます。 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」。義務教育費国庫負担制度は、教育の機会均等とその水準の維持向上を図るための制度として定着しており、現行教育制度の根幹をなしている。また、教科書無償給付制度も憲法26条「義務教育はこれを無償とする」という理念のもと実施されてきたものである。 しかしながら、国においては、1985年以降、段階的に義務教育費国庫負担制度見直しを進め、先頃の地方分権改革推進会議の中間報告では、義務教育費国庫負担金の一般財源化の方向にも言及したうえで、公立学校教職員給与費負担など国の関与の見直しについて提言され、また経済財政諮問会議でも、国庫補助負担金の数兆円規模の削減を目指すという方向が打ち出されるなど、今後の推移が大いに懸念されるところである。 現在高知県では、「第Ⅱ期土佐の教育改革」の取り組みが進められているところであるが、財政基盤の弱い地方において、教育の機会均等というナショナルミニマムを国が保障し、教育水準の維持向上と地方財源の安定を図るということは必要不可欠である。 よって、国においては、かかる実情を充分に踏まえ、本制度が引き続き堅持されるよう要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。以上、議員各位の賛同、よろしくお願いします。 ○議長(上野宏) 以上で「意見案第3号」の提案理由の説明を終わります。 「意見案第4号、国産材政策に関する意見書」について、提案理由の説明を求めます。 渡辺 稔議員。 ◆9番(渡辺稔) それでは「意見案第4号、国産材政策に関する意見書」の提案理由の説明をいたします。 森林・林業の現状は、輸入外材急増等に伴う国産材需要の減退・木材価格の極端な下落、生産コストの増大等による採算性の悪化で、林業生産活動は停滞し、林業経営は存亡の危機に直面している。他方、地球温暖化防止等、森林の有する多面的機能に対する期待は高く、京都議定書で定められた二酸化炭素削減目標達成のためにも、森林整備の推進が強く求められている。 よって、国においては、森林・林業政策の確立に向け、下記事項について早急に実現するよう要望する。1、「森林・林業基本法」の基本理念に基づく「森林林業基本計画」完遂のための施策確立に取り組むこと。2、8割強を外材が占める国内木材需給バランスを、国産材供給を基軸としたものに改善するための外材輸入抑制対策を講ずること。3、生産コストの増大による生産活動の停滞を改善するため、林業経営並びに林業生産活動に関わる所得向上対策を講ずること。4、輸入材価格に左右されない国産材価格形成対策を講ずること。5、上記4項目の実現に向けた財源確保のための措置を講ずること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(上野宏) 以上で「意見案第4号」の提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」から「第4号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」から「第4号」は、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより意見案について採決を行います。 お諮りいたします。 「意見案第1号」から「第4号」の4件は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、以上意見案4件は原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上野宏) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出がありますので、お聞き取りを願います。 澤田市長。 ◎市長(澤田五十六) 閉会に当たりましてお礼を申し上げます。 今期定例会は、会期中夏季国体や中村宿毛道路開通式を挟みまして、長期間の議会となりました。どうもご苦労さまでございました。 皆さんには補正予算など28個の議案につきまして、それぞれご審議の上適切なご決定をいただきまして感謝申し上げます。 夏季国体のボート競技は、中村市にとって文字通りゼロからのスタートでしたけれども、幸い天気に恵まれまして無事終了することができました。懸命にオールを漕ぐ選手の皆さんからは、勝者敗者の区別なく大きな感動をいただきましたし、選手・役員など来市された方々には、四万十川はもとより中村市のよい思い出を胸にそれぞれ帰っていただけたものと思っております。大会関係者を始め多くの市民のボランティアの協力に改めて心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 今月は13日に中村宿毛道路が、16日には高知自動車道伊野・須崎東間が開通しまして、高知県西南部にも徐々に高速道路網が伸びてまいりました。しかし、ご承知のように採算制という地方の実情を無視した中央の論理により、今後四国が計画どおり8の字ルートで結ばれるかどうか、予断を許さない昨今の状況となっております。四国西南地域住民の悲願であります四国横断自動車道と一体となる高速交通網の早期実現に向けて、今後とも市民、市議会の皆さんのより一層のご支援、ご協力をよろしくお願いしたいと思います。 また、市町村合併も10月からは2回目の地区説明会を予定しております。12月までの法定協議会設立に向けまして、関係市町村との協議を鋭意進めてまいるつもりでございます。 季節はすがすがしい時期となってまいりましたが、夏の疲れが出やすい時期でもありますので、皆さんにはお体に気をつけられ、元気でご活躍をいただきたいと思います。本当にお世話になり、ありがとうございました。 ○議長(上野宏) 以上で市長の挨拶を終わります。 私からも国体関連、いろいろ皆さんにご協力いただきましてありがとうございます。お礼を申し上げまして、これにて平成14年9月中村市議会定例会を閉会いたします。 どうもご苦労様でございました。              午後2時27分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                中村市議会議長                中村市議会副議長                中村市議会議員                中村市議会議員...